ザ・ワールド・イズ・マイン

STANCE PUNKS(スタンス・パンクス)は、1998年に結成された日本のパンク・ロックバンド。第3次パンク・ロックブームの立役者であるとされる。

概要
下北沢屋根裏を本拠地とし1998年から活動を開始、THE BLUE HEARTSのような青春と反抗要素の強いパンクを展開し、サウンドはロンドン・パンクの筆頭であるザ・クラッシュやジェネレーションX、ニューヨーク・パンクのラモーンズ、日本のパンク・ロックバンドであるTHE BLUE HEARTS、ザ・スターリンなどの影響が色濃く見受けられる。特に初期パンクの趣が深いと見られる。同世代の青春パンクと呼称されたバンドらと同じ括りにされがちだが、同バンドはそれらとは異なり、恋愛ソング中心の青春パンクバンドらとは違い、少年の反抗歌や、曲がった世界に対する叫びによって展開されるものがほとんどある。若者からの支持が圧倒的。バンド自身も「ガキに届かなきゃパンクではない」というスタンスの元で活動している。同時期デビューはGOING STEADY(現銀杏BOYZ)、ガガガSPなど。COBRA、THE STAR CLUB、SAなどの、日本の重鎮パンクロックバンドとの繋がりも深い。

映画『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』の主題歌「真夜中少年突撃団」や、フジテレビ系列で放送されたドラマ「貫太ですッ!」のテーマ曲にも同バンドの楽曲が抜擢された。2005年4月からは、テレビ東京系アニメ『NARUTO -ナルト-』のオープニングテーマに「ノーボーイ・ノークライ」が採用、2006年には「LET IT ROCK」が中日ドラゴンズ福留孝介の入場テーマ曲として使用されている。2008年にはアニメ『ソウルイーター』のエンディングテーマに「アイワナビー」が採用される。

6月9日を「ロックの日」と銘打ち、2000年6月9日から毎年無料ライブを開催している。現在の開催場所は川崎CLUB CITTA'。初開催場所は下北沢屋根裏。過去出演者はELLEGARDENザ50回転ズSAなど。

また、ボーカルTSURUがメインパーソナリティを務めるラジオ番組『路地裏の大泥棒』が東海ラジオで放送されていた。TSURUが地元名古屋の球団、中日ドラゴンズの熱狂的ファンであり、このラジオの中で製作された「我らがドラゴンズ」は有線放送で聴く事ができる。道を歩く通行人を突然ゲスト出演させた事もある。

[アーティスト名] STANCE PUNKS
[タイトル] ザ・ワールド・イズ・マイン
[CD番号] GUDY-2001
[発売日] 2010-02-03

http://down.mediajp.com/musiclists.php?mode=final&id=110111000000100010